kenpon1982の日記

広島市在住,kenpon1982の生活日記です.

僕にとって献血をするということは.

広島市内の献血ルーム「ピース」で献血をしました.今回は僕の行動を紹介しながら,献血についてPRをさせていただきます.

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献血の回数制約について>

全血献血(赤い成分を含んだ献血)は採血インターバルが12週間,かつ年1,200mlまでという制約があり,年に3回(400ml×3回=1,200ml)の提供にとどまりますので,献血ルームに出向くときは献血車では採血できない成分献血(白い血の献血)で協力しています.成分献血の採血インターバルは2週間で,年24回までという制約です.

成分献血について> 

成分献血にも2種類あって、血小板献血血漿献血とがあります.正確には,血小板+血漿を各200mlずつの合計400mlと,血漿だけの400mlです.

前者の血小板献血を1回すると,成分献血の年24回までの制約に対し2回がカウントされます.つまり血小板献血だけを2週間インターバルで連続して行えば,半年で年間回数制限に到達することになります(2回×2度/月×6か月=24回).

後者の血漿献血は,1回カウントなので2週間インターバルで連続して1年,続けることができます.

血小板は常温(20〜24℃)で保存しなければならず,有効期間は採血後4日間(血漿はマイナス20℃,1年).リアルタイム性がより要求されて,こちらの方が需給に緊迫感があるのだと思います.いつも血小板献血をお願いされます.

僕は血小板の数が人より多いと,いつも採血前の血液検査でそう言われ,通常の血小板+血漿ではなく,血小板だけの400mlの採血を頼まれます.断る理由がないので引き受けています.通常の成分献血は実質,1時間弱(手続きしてから帰るまででは1.5時間程度)かかりますが,血小板2倍コース(便宜上ここではこう呼びました)では実質部分でプラス10~15分程度を要します.

 

成分献血では,静脈血が体から出て行って,こして残った(?)赤い成分にクエン酸(のようなものらしい)をまぜたものが,出て行ったときと同じ管で体に,静脈に返ってきます.出て行って,こして,まぜて,戻ってくる.この1工程を15分くらいかけて機械がやっています.これを3~4工程,繰り返すと,終わります.1時間の間,慣れない左手だけになりますが,本を読むことが多いです.

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僕は昨年,年間回数に制約があることを知らなくて年12回に達してしまったので,これまで約半年間,献血することができませんでした.知っていればもっと計画的に提供したのに.9月になって年間回数制約が解除になったので,また始めたのです.

成分献血の後は,乳製品をとるといいらしいです.クエン酸との結合がどうこうだと何度か聞きましたが,覚えていません.広島市献血ルームではアイスのメダルをくれますので,このときだけは素直に,普段食べないアイスを食べます.所要時間相当の駐車券もくれますが,だいたいほかの用事と抱き合わせるので,車を出すとき追い金が要ります….

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かつて,血液の病気になった人がいて,ある程度条件に適合したのですがある理由のため協力することができなくて,自分の無力さを大いに感じたことがあります.

20歳代のまだ子どもだったころ,骨髄ドナーとなった(ドナー登録したではなくて,実際に骨髄を提供した)友人がいて,そのころの何も考えていなかった自分にウシロメタサがあります.

血液を提供することは今の僕にとって負担ではないこと,その資格があること,つまり健康であるということ,近くに献血ルームという施設があること,このような恵みを還元しなくてどうするみたいな,そう思うようになって,献血活動をしています.

自分が生きているということを自覚することになっている気がしています.