大山南壁をまた,臨む.
大山へ行きました.2012年9月以来だから5年半ぶりです.その時は夏山登山道を山頂まで往復しただけの登山だったから,ここから大山を臨むのはおおよそ10年ぶりです.大山南壁の無数のガレ場や大規模な崩落によりできた沢などが一望できる最高の眺望場所です.
鍵掛峠 鳥取県日野郡江府町,西伯郡大山町
夏山登山道の始点にある下山キャンプ場の駐車スペースにて.GWなのに幕営者が案外少なかったのでちょっと拍子抜けでした.以前,岡山に住んでいた頃,かなりの頻度で大山に行っていました.前日朝に普通に起きて装備をパッキングして昼前に大山に向け出発し,下道を通りながら途中のスーパーでおでん,ビール,ほか弁を調達し,夕方このキャンプ場で幕営.当日昼前までに大山山頂を往復ののち2〜3時間テントで昼寝し,昼過ぎに撤収してまた下道を帰るという,暇潰し,いや心肺トレーニングと日常生活の垢落としを,よくやっていました.その頃選んでいたサイトも,この時は空き.
その頃は,初代エスクードのショート,MTに乗っていたなあ.小さくて何処へでも行ける気がして,そのうち生活とともに,意図しなかったはずなのに車は少しずつ長くて幅が広くて重たいものに変わっていき,ラゲッジもシートも大きくなったけど,活動量と行動範囲は減っていった.時が流れてそんなことをしなくなって久しいですが,この車でも,この程度のことに必要な装備は助手席の足元スペースに収まるね,道すがら調達する食料は助手席シートに置けるねと確認し,大山環状道路を攻めた後にアドバンのゴム臭を確認して,帰路につきました.